コンプレッサー始動前点検シート(Excel・無料)
始動前と始動直後だけに絞った1ヶ月1枚のシート。エンジン式・電動式の両方の項目を入れてある。
Excel(エクセル)形式 / 更新日 2026-09-03
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このテンプレートは誰向けですか
- 現場や工場でコンプレッサーを毎日動かしている方
- エンジン式の可搬コンプレッサーを現場に持ち込んでいる方
- 始動前の確認を口頭でやっていて、紙に残す形にしたい方
どのような場面で使いますか
その日いちばん最初に動かす前、機体のそばで使います。1台につき1ヶ月1枚です。運転中・停止後に見る項目は入れていません。始動前と始動直後だけに絞ってあります。日常・月次までまとめて1枚にしたい場合は、当サイトのコンプレッサー点検表のほうが向いています。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 対象名・管理番号・機種
- 年月(1〜31日)
- 吸気口・排気口の周囲
- 圧縮機油の油面・汚れ
- エンジンオイル・燃料・冷却水(エンジン式)
- エアタンクのドレン抜き
- 圧力計・安全弁
- エアホース・継手の抜け止め
- Vベルトの張り
- 接地・漏電遮断器(電動式)
- 始動直後の異音・漏れ・吐出圧力
- 異常時の内容と処置・報告先
Excel画面のプレビュー
実際のファイルの記入例シートです。
| A | B | C | D | E | F | G | H | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | コンプレッサー 始動前点検シート(エンジン式・電動式) 【記入例】 | |||||||
| 2 | 対象名 | エアコンプレッサー | 管理番号 | AC-03 | 機種 | |||
| 3 | ||||||||
| 4 | 判定の付け方と、そのとき何をするか(点検を始める前に読む) | |||||||
| 5 | ○ 異常なし … そのまま使う。 | |||||||
| 6 | × 異常あり … その場で使うのをやめる。すぐ責任者へ連絡し、下の「異常があったときの記録」に書く。 | |||||||
| 7 | / 該当なし … その日は対象外。空欄にしない。空欄は「見ていない」と同じ。 | |||||||
| 8 | ×を付けて止める判断は、点検した人がしてよい。止めたことを責めない。迷ったら×でよい。 | |||||||
| 9 | 処置が済んでも、確認者が再開日時を書くまで使わない。直したつもりのまま動き出すのを防ぐ。 | |||||||
| 10 | 点検項目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 11 | ■ 始動前:周囲と機体まわり | |||||||
| 12 | 吸気口・排気口・冷却風の通り道がふさがれていないか | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| 13 | 周囲に可燃物・油類・工具の置き忘れがないか | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| 14 | カバー・ベルトカバー・扉が確実に取り付けられているか | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| 15 | 車輪止め・据付・けん引装置の固定が確実か(可搬式) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4に収まるよう印刷範囲を設定済み |
| シート | 説明 / 記入シート / 記入例 / A4印刷用 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Excel 約 28 KB / PDF 約 167 KB |
| 更新日 | 2026-09-03 |
入力方法
- 1枚につき1台です。対象名・管理番号・機種を先に書いて、機体のそばか作業日報と一緒に置いてください。
- 縦に点検項目、横に1〜31日が並びます。異常なしは「○」、異常ありは「×」を選びます。
- 「(エンジン式)」「(水冷式)」「(電動式)」と書いた行は、自分の機体に無ければ行ごと削除してください。1台ぶんに絞ったほうが毎日続きますし、A4横1枚に収まります(全項目のままだと印刷は2枚になります)。
- 「×」を入れた日は、下段に何が起きて誰に報告し、どう処置したかを書きます。始動前に見つけて止めた記録が、あとで効いてきます。
- ドレン抜きは始動前の欄に置いています。前日の運転後に抜く運用なら、そのことを備考に書いて、会社としてどちらか一方に決めてください。
カスタマイズ方法
- エンジン式だけ/電動式だけで使うなら、該当しない区分の行を削除してください。項目が半分になっても、毎日埋まるほうが役に立ちます。
- 複数台あるときは、シートを台数ぶん複製して1台1シートにしてください。
- 吐出圧力・油温・累積運転時間を数値で残すこともできます。数値にすると悪くなっていく傾向が見えます。入力規則を解除すれば自由に入力できます。
- 元請に提出する持込機械等使用届に添える場合は、指定様式があればそちらを優先してください。
利用上の注意
- 空気圧縮機そのものに、始動前(作業開始前)点検を義務づける条文はありません。この様式は社内の自主点検用です。作業開始前点検が法令で定められているのは、フォークリフト(安衛則151条の25)や移動式クレーン(クレーン則78条)など特定の機械です。
- エアタンクが第二種圧力容器(安衛令1条7号)に当たる場合は、使用開始後1年以内ごとに1回の定期自主検査と、記録の3年間保存が別に必要です(ボイラー則88条)。この様式はその記録の代わりにはなりません。
- 1年を超えて使わなかった容器は、使用を再び開始する際に自主検査が必要です(ボイラー則88条2項)。長く止めていた機体を動かすときは、始動前点検だけで済ませないでください。
- エンジン式で公道をけん引する機体には、道路運送車両法の点検が別にかかります。
- 法令への適合性を保証するものではありません。実際の義務や期限は、所管行政庁または専門業者にご確認ください。
- 法改正により内容が古くなる場合があります。このページの更新日(2026-09-03)をご確認ください。
- 本テンプレートの利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。
よくある質問
始動前点検の記録に保存義務はありますか
空気圧縮機についてはありません。作業開始前点検が定められている機械(フォークリフト等)でも、条文が記録の3年間保存を求めているのは月例・年次の定期自主検査のほうです。ただし事故が起きたときの説明資料になるため、1年程度は残すことをおすすめします。
ドレンは始動前と運転後のどちらで抜きますか
どちらでも構いませんが、会社として一方に決めてください。この様式は始動前に置いています。停止中に水がたまるため、朝の始動前に抜くと確実です。自動ドレントラップが付いていても、実際に排出されているかは目で確かめてください。
エンジン式と電動式で1枚にまとめて大丈夫ですか
1台ぶんに絞って使うのが前提です。両方の項目を入れてあるのは、どちらの機体でも使えるようにするためで、そのまま全部を毎日見る想定ではありません。該当しない行は削除してください。
第二種圧力容器かどうかは、どこで分かりますか
容器の銘板に内容積と最高使用圧力が書かれています。ゲージ圧力0.2メガパスカル以上の気体を保有し、内容積0.04立方メートル以上、または胴の内径200ミリメートル以上かつ長さ1,000ミリメートル以上のものが第二種圧力容器です(安衛令1条7号)。判断に迷うときは所轄の労働基準監督署にご確認ください。
コンプレッサー点検表とどちらを使えばいいですか
毎朝の始動前だけを短く記録したいならこの様式です。ドレン・油・運転時間まで含めて日常・月次で1枚にまとめたいなら、コンプレッサー点検表のほうを使ってください。両方を併用しても構いません。