わく組足場(枠組足場)点検表(Excel・無料)
わく組足場(枠組足場)の点検表。安衛則567条1項と2項の9項目を分け、わく組足場だけにかかる571条5〜7号(最上層および5層以内ごとの水平材、高さ20m超は主わく2m以下・間隔1.85m以下)と、壁つなぎ垂直9m・水平8m以下を判定基準の列に入れています。単管足場の数値とは別です。
Excel(エクセル)形式 / 更新日 2026-09-07
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ご回答は、次に作るテンプレートと機能を決める材料にしています。
このテンプレートは誰向けですか
- わく組足場(枠組足場)を組んでいる足場業者の方
- 足場の組立て等作業主任者に選任された方
- 注文者(元請)として足場の点検をする方
どのような場面で使いますか
その日の作業を開始する前と、強風・大雨・大雪などの悪天候の後、中震以上の地震の後、足場の組立て・一部解体・変更の後に使います。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 現場名・足場の名称・点検の区分・点検日・点検者(指名者)・最大積載荷重
- 【567条1項】足場用墜落防止設備の取り外し及び脱落の有無(交さ筋かい+桟15〜40cmまたは幅木15cm以上、あるいは手すりわく)
- 【567条2項1号】床材の損傷・取付け・掛渡し(幅40cm以上/床材間3cm以下/床材と建地12cm未満)
- 【567条2項2〜3号】緊結部・接続部・取付部の緩み/緊結材と緊結金具の損傷・腐食
- 【567条2項4〜5号】足場用墜落防止設備の脱落/幅木等(10cm以上)の取付状態
- 【567条2項6号】脚部の沈下・滑動(ベース金具・敷板・根がらみ)
- 【567条2項7号】壁つなぎ・控えの取付状態(垂直9m以下・水平8m以下/高さ5m未満のわく組足場を除く)
- 【567条2項8〜9号】建地・布・腕木の損傷/つり足場を併用する場合のつり装置
- 【567条3項】記録(点検の結果と点検者の氏名/措置の内容/仕事が終了するまで保存)
- 【571条5〜7号】最上層および5層以内ごとの水平材/はりわく・持送りわくの横振れ防止/高さ20m超は主わく2m以下・間隔1.85m以下
- 【562条・566条・570条】最大積載荷重の表示/作業主任者/架空電路
- 点検者・作業主任者・元請確認サイン
Excel画面のプレビュー
実際のファイルの記入例シートです。
| A | B | C | D | E | F | G | H | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | わく組足場 点検表(枠組足場/判定基準つき) 【記入例】 | |||||||
| 2 | 現場名 | ○○マンション 大規模修繕工事 | 足場の名称 | 東面 わく組足場(高さ23m・11層) | ||||
| 3 | 点検の区分 | 悪天候後(強風) | 点検日 | 2026/09/26 | ||||
| 4 | 点検者(指名者) | 足場の組立て等作業主任者 井上 | 最大積載荷重 | 1スパン 400kg | ||||
| 5 | ||||||||
| 6 | 判定の付け方と、そのとき何をするか(点検を始める前に読む) | |||||||
| 7 | 良 … そのまま使ってよい。 | |||||||
| 8 | 否 … その場で使うのをやめ、使用禁止・立入禁止の表示をする。すぐ責任者へ連絡し、是正の欄に書く。 | |||||||
| 9 | 対象外 … その設備が無い、その日は対象外。空欄にしない。空欄は「見ていない」と同じ。 | |||||||
| 10 | 否を付けて止める判断は、点検した人がしてよい。止めたことを責めない。迷ったら否でよい。 | |||||||
| 11 | 是正が済んでも、確認者が再確認の日と名前を書くまで使用を再開しない。 | |||||||
| 12 | No | 区分 | 点検項目 | 判定基準 | 根拠 | 判定 | 異常の内容・直ちに補修した内容 | 再確認 (日・確認者) |
| 13 | 【1】その日の作業を開始する前(安衛則567条1項) ※毎日、これだけは必ず | |||||||
| 14 | 1 | 作業開始前 | 作業を行う箇所の足場用墜落防止設備に、取り外し・脱落がないか | わく組足場は「交さ筋かい+高さ15cm以上40cm以下の桟 若しくは 高さ15cm以上の幅木」または「手すりわく」(563条1項3号イ) | 567条1項 | 良 | ||
| 15 | 2 | 点検者を指名してあるか | 事業者が点検者を指名する。名前を上の欄に書く | 567条1項 | 良 | |||
| 16 | 【2】悪天候・地震・組立て等の後(安衛則567条2項1号〜9号) ※この9つが条文の項目 | |||||||
| 17 | 3 | 567条2項 | 床材の損傷、取付け及び掛渡しの状態 | 567条2項1号 | 良 | |||
| 18 | 4 | 建地、布、腕木等の緊結部、接続部及び取付部の緩みの状態 | 連結ピン・アームロックが所定の位置まで入り、抜け止めが掛かっていること | 567条2項2号 | 良 | |||
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4に収まるよう印刷範囲を設定済み |
| シート | 説明 / 記入シート / 記入例 / A4印刷用 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Excel 約 23 KB / PDF 約 274 KB |
| 更新日 | 2026-09-07 |
入力方法
- 点検の区分を先に決めます。【1】の作業開始前は、条文の点検事項が「足場用墜落防止設備の取り外し及び脱落の有無」の1つだけです(567条1項)。
- 【2】の9項目が、悪天候後・組立て等の後に見る条文の項目です。安衛則567条2項1号〜9号をそのまま並べてあります。
- 【4】がわく組足場だけの数値です。最上層および5層以内ごとの水平材、はりわく・持送りわくの横振れ防止、高さ20mを超えるとき(および重量物の積載を伴う作業のとき)は主わくの高さ2m以下・主わく間の間隔1.85m以下(571条5〜7号)。
- 壁つなぎの間隔は垂直9m以下・水平8m以下です(570条1項5号イ/高さ5メートル未満のわく組足場を除く)。単管足場の5m・5.5mと取り違えないでください。
- 【3】の記録は、2項の点検をしたときに必要です。点検の結果と点検者の氏名、措置を講じたときはその内容を記録し、足場を使用する作業を行う仕事が終了するまで保存します(567条3項)。
カスタマイズ方法
- つり足場を併用していない現場では、【2】の9号(突りようとつり索)を「対象外」にするか、行ごと削除してください。
- 高さ20m以下の足場では、【4】の主わくの高さ・間隔の行を「対象外」にできます。
- 足場の面ごと・棟ごとに分けて点検する現場は、シートを複製して「足場の名称」で分けてください。
- 手すりわくを使っている現場は、交さ筋かい+桟/幅木の行を「対象外」にしてください(563条1項3号イは、どちらかを選べる書き方です)。
利用上の注意
- 571条1号〜4号(建地の間隔1.85m/1.5m、地上第一の布2m以下、31m超は2本組、建地間の積載荷重400kg限度)は単管足場の規定です。わく組足場には当てはまりません。この様式では【4】をわく組の5〜7号だけにしてあります。
- 壁つなぎの間隔は足場の種類で違います。単管足場は垂直5m・水平5.5m、わく組足場は垂直9m・水平8m(570条1項5号イの表)。
- 2023年10月・2024年4月の改正で、点検者の指名と、点検者の氏名の記録が必要になっています。
- この様式は法令で定められた様式ではありません。項目は安衛則567条・563条・570条・571条・562条の条文から起こしたものです。
- 法令への適合性を保証するものではありません。実際の義務や期限は、所管行政庁または専門業者にご確認ください。
- 法改正により内容が古くなる場合があります。このページの更新日(2026-09-07)をご確認ください。
- 本テンプレートの利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。
よくある質問
単管足場の点検表と何が違いますか
条文の9項目は同じですが、<b>判定基準の数値が違います</b>。壁つなぎの間隔は単管が垂直5m・水平5.5m、わく組が垂直9m・水平8m。建地の間隔と積載荷重の規定(571条1〜4号)は単管足場のもので、わく組足場には当てはまりません。
水平材は何層ごとに入れますか
<b>最上層および5層以内ごと</b>です(571条1項5号)。下から数えて抜けている層がないかを確認してください。
主わくの高さの制限はいつかかりますか
<b>高さが20メートルを超えるとき、および重量物の積載を伴う作業を行うとき</b>です。このときは主わくの高さを2メートル以下とし、かつ主わく間の間隔を1.85メートル以下とします(571条1項7号)。
交さ筋かいだけでよいですか
よくありません。わく組足場の墜落防止設備は「交さ筋かい<b>および</b>高さ15cm以上40cm以下の桟 若しくは 高さ15cm以上の幅木 又はこれらと同等以上の機能を有する設備」か、「手すりわく」のどちらかです(563条1項3号イ)。
点検の記録はいつまで保存しますか
<b>足場を使用する作業を行う仕事が終了するまで</b>です(567条3項)。年数ではなく仕事の単位です。
作業主任者は必要ですか
つり足場・張出し足場または高さが5メートル以上の構造の足場の組立て・解体・変更の作業では、足場の組立て等作業主任者の選任が必要です(安衛令6条15号・安衛則565条)。