安全衛生 日常点検始業前点検 法令確認あり

マンホール内作業 手順書・安全チェックシート(Excel・無料)

マンホールに入る作業を、前日の準備から蓋を閉めるまで順に確かめるExcelの手順書兼チェックシート。第一種/第二種の決め方(安衛令 別表第六)、上・中・下層ごとの酸素・硫化水素の測定、上下流の蓋の開放と換気、監視人、入坑・退坑の人員点検、雨の中止基準までを、判定基準と根拠の列つきで並べています。

Excel(エクセル)形式 / 更新日 2026-10-30

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このテンプレートは誰向けですか

  • 下水道の管きょ調査・清掃・補修で、マンホールに入る作業を仕切っている方
  • 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者に選任された方
  • 通信・電力・ガスのマンホールで作業する班の職長の方

どのような場面で使いますか

前日に【1】を埋め、当日は現地に着いてから出るまで、【2】〜【6】を上から順に確かめます。マンホール1か所につき1枚を印刷して使う想定です。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 工事名・作業の区分(第一種/第二種)・マンホール番号と深さ・作業日・作業主任者・入る人数と監視人
  • 【準備】区分の判定(別表第六)/作業主任者/特別の教育/作業の方法と順序/雨の中止基準/救急連絡先/道路使用許可
  • 【地上】規制と保安施設/立入禁止の表示/測定器の作動確認/送風機・空気呼吸器等・墜落制止用器具・はしごの点検/空模様と上流
  • 【測定・換気】蓋の開け方/上下流の蓋の開放/上・中・下層の測定(酸素18%以上・硫化水素10ppm以下)/可燃性ガス/送風機の置き方と純酸素の禁止/7事項の記録
  • 【入坑】人員と時刻/監視人/墜落制止用器具とはしご/携帯型の測定器/連絡の方法
  • 【作業中】換気の継続/再開前の再測定/雨と増水の監視/異常時の退避/救出時の空気呼吸器等
  • 【退坑】人員と時刻/体調の確認/蓋の閉め方
  • 判定・測定値と講じた措置・再確認・作業主任者/監視人/元請の確認

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入シート / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 24 KB / PDF 約 476 KB
更新日2026-10-30

入力方法

  1. いちばん上の「作業の区分」を最初に決めます。汚水・し尿・腐泥が入っている(入っていた)マンホールは第二種で、酸素に加えて硫化水素を測ります。雨水だけ、ケーブルやガス管を収めたマンホールは第一種です(安衛令 別表第六)。
  2. 【3】の測定は、入る前に外から測定器を下ろして、上・中・下の層ごとに行います。硫化水素は空気より重く、底にたまります。上だけ測って入ると、かがんだときに吸い込みます。
  3. 測った値は右の欄に数字で書いてください。「良」だけでは、あとから濃度が分かりません。酸素18%以上、硫化水素10ppm(100万分の10)以下が基準です。
  4. 汚泥を動かす作業があるときは、動かすたびに測り直します。汚泥をかき混ぜると、中にたまっていた硫化水素が一気に出ます。
  5. 【4】と【6】で、入った人と出た人の名前と時刻を数えます。監視人は中に入りません。入る人数にも数えません。
  6. 雨が降ったときの中止の基準は、発注者と前日までに決めておきます。下水道の管きょは、離れた場所の雨で急に水かさが増えます。

カスタマイズ方法

  • 第一種のマンホール(雨水・通信・電力など)だけを扱う場合は、硫化水素の基準を消さずに「第一種のため測定対象外」と書いておくと、測り忘れと区別できます。
  • 測定の記録(日時・方法・箇所・条件・結果・測った人・とった措置の7事項)を別の紙で残している場合は、【3】の7事項の行に「測定記録表に記入」と書いて、2枚を一緒に綴じてください。
  • 清掃車・高圧洗浄車を使う作業では、【2】に車両の配置と排気の向きの行を足してください。送風機の吸い込み口に排気が入ると、換気で一酸化炭素を送り込むことになります。
  • 発注者が独自のチェックシートを指定している場合は、そちらを優先してください。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • この様式は手順と確認を1枚にまとめたもので、法令で定められた様式ではありません。マンホールの多くは酸素欠乏危険場所で、作業開始前の測定と7事項の記録・3年間の保存は法令の義務です(酸欠則3条)。
  • 換気に純酸素を使ってはいけません(酸欠則5条3項)。
  • 中で人が倒れても、空気呼吸器等なしで助けに入らないでください。酸欠・硫化水素の事故は、助けに入った人が続けて倒れる二次災害が多く起きています(酸欠則16条)。
  • 降雨の中止基準の数値は、発注者や管きょの条件によって変わるため、この様式には入れていません。
  • 法令への適合性を保証するものではありません。実際の義務や期限は、所管行政庁または専門業者にご確認ください。
  • 法改正により内容が古くなる場合があります。このページの更新日(2026-10-30)をご確認ください。
  • 本テンプレートの利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。

よくある質問

マンホールの作業は第一種と第二種のどちらですか

中に何があるかで決まります。汚水・し尿・腐泥などが入っている(入っていた)マンホールは安衛令 別表第六の9号で、第二種酸素欠乏危険作業です。ケーブル・ガス管を収めるマンホールは3号、雨水が滞留している(していた)マンホールは3号の2で、どちらも第一種です。判断に迷うときは所轄の労働基準監督署にご確認ください。

マンホールに入る前に何を測りますか

第一種は酸素、第二種は酸素と硫化水素です(酸欠則3条1項)。基準は酸素18%以上、硫化水素100万分の10(10ppm)以下です(5条1項)。法令の義務ではありませんが、メタンなどの可燃性ガスも一緒に測れる測定器が多く使われています。

監視人は何をする人ですか

地上で常時作業の状況を見て、異常があったときに直ちに作業主任者や関係者に知らせる人です(酸欠則13条)。中に入らず、出入口から離れないのが基本です。

酸素欠乏危険作業 作業開始前点検・測定記録表とは何が違いますか

あちらは作業開始前の測定と記録(酸欠則3条の7事項)を中心にした、酸欠作業全般の様式です。この様式は、マンホールに入る作業を前日の準備から蓋を閉めるまで順に追うもので、道路の規制・上下流の蓋の開放・雨の中止基準など、マンホールならではの確認を入れてあります。

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