ショベルローダー・フォークローダー点検表(Excel・無料)
ショベルローダー等の作業開始前点検(安衛則151条の34)・月例(151条の32)・年次(151条の31)を1ファイルで記録する様式。月例に「ヘッドガード」が名指しで入っている点と、年次が特定自主検査ではなく社内で実施できる点を、様式の中で示しています。
Excel(エクセル)形式 / 更新日 2026-08-20
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このテンプレートは誰向けですか
- ショベルローダー・フォークローダーを保有する製造業・産廃業・農業関連の方
- 除雪や堆肥の切り返しにショベルローダーを使っている事業所の方
- ホイールローダーとの区別がつかず、どの条文で管理すべきか迷っている方
どのような場面で使いますか
ショベルローダー等には3層の検査・点検が法令で定められています。①作業開始前点検(151条の34。4項目)②1月を超えない期間ごとの定期自主検査(151条の32。3項目)③1年を超えない期間ごとの定期自主検査(151条の31。5項目)です。この様式は3つを1ファイルにまとめ、1台につき1ファイルで管理します。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 機体番号・型式・最大荷重・稼働時間
- 【作業開始前】制動装置及び操縦装置/荷役装置及び油圧装置/車輪/灯火・警報の4項目(151条の34)
- 【月例】制動装置・クラッチ・操縦装置(151条の32第1号)
- 【月例】荷役装置及び油圧装置(同2号)
- 【月例】ヘッドガード(同3号)
- 【月例】走行装置(タイヤ・ホイールナット・ベアリング)
- 補修等の措置内容(照合No.・不良の状況・補修年月日・補修の実施内容)
- 【年次】原動機/動力伝達・走行/制動・操縦/荷役・油圧/電気系統の5項目(151条の31)
- 記録の保存(151条の33。6事項を3年間)
Excel画面のプレビュー
実際のファイルの記入例シートです。
| A | B | C | D | E | F | G | H | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ショベルローダー・フォークローダー点検表(始業前・月例・年次) 【記入例】 | |||||||
| 2 | 機体番号 | SL-03 | 型式・最大荷重 | ショベルローダー 1.5t | 年月 | 2026年8月 | ||
| 3 | ||||||||
| 4 | 判定の付け方と、そのとき何をするか(点検を始める前に読む) | |||||||
| 5 | ○ 異常なし … そのまま使う。 | |||||||
| 6 | × 異常あり … その場で使うのをやめる。すぐ責任者へ連絡し、下の「異常があったときの記録」に書く。 | |||||||
| 7 | / 該当なし … その日は対象外。空欄にしない。空欄は「見ていない」と同じ。 | |||||||
| 8 | ×を付けて止める判断は、点検した人がしてよい。止めたことを責めない。迷ったら×でよい。 | |||||||
| 9 | 処置が済んでも、確認者が再開日時を書くまで使わない。直したつもりのまま動き出すのを防ぐ。 | |||||||
| 10 | 【1】作業開始前の点検(その日の作業を開始する前に実施) 労働安全衛生規則151条の34 ※記録の保存義務はありません | |||||||
| 11 | 点検項目 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 12 | 制動装置及び操縦装置の機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| 13 | 荷役装置及び油圧装置の機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| 14 | 車輪の異常の有無 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | |
| 15 | 前照灯、後照灯、方向指示器及び警報装置の機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4に収まるよう印刷範囲を設定済み |
| シート | 説明 / 始業前点検 / 月例検査 / 記入例 / 記入例(月例検査) / A4印刷用 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Excel 約 43 KB / PDF 約 234 KB |
| 更新日 | 2026-08-20 |
入力方法
- 【1】作業開始前の点検 … 制動装置及び操縦装置の機能、荷役装置及び油圧装置の機能、車輪の異常、前照灯・後照灯・方向指示器及び警報装置の機能の4項目です(151条の34)。
- 【2】定期自主検査(月例) … 「月例検査」シートを使います。151条の32の3号(制動装置・クラッチ・操縦装置/荷役装置及び油圧装置/ヘッドガード)にあたる行を「根拠」欄で示しています。
- 【3】定期自主検査(年次) … 151条の31の5項目です。特定自主検査ではないので、事業者の責任で社内でも実施できます。この様式では5つの号ごとに結果を書く欄にしてあります。
- 【2】【3】の記録は6項目を3年間保存です(151条の33)。作業開始前点検に記録の保存義務はありません。
カスタマイズ方法
- フォークローダーではバケットの行を、ショベルローダーではフォークの行を、それぞれ削除してください。
- バッテリー式の機体では、充電装置と絶縁の確認を足すと実務に合います。
- 複数台ある場合はファイルを機体ごとに複製してください。
利用上の注意
- 年次の検査は特定自主検査ではありません。フォークリフト・車両系建設機械・不整地運搬車・高所作業車・動力プレスと違い、検査業者や有資格者でなくても事業者の責任で実施できます。検査標章の制度もありません。
- 周期の文言は「1月を超えない期間ごと」「1年を超えない期間ごと」です(151条の31・151条の32)。車両系建設機械の「1月以内ごと」「1年以内ごと」とは書き分けられています。
- 月例に「ヘッドガード」が名指しで入っています(151条の32第3号)。車両系建設機械の月例(168条)には無い項目で、忘れやすいところです。
- 運転の資格は最大荷重1トン以上が技能講習(令20条13号)、1トン未満が特別教育(安衛則36条5号の2)です。
- 法令への適合性を保証するものではありません。実際の義務や期限は、所管行政庁または専門業者にご確認ください。
- 法改正により内容が古くなる場合があります。このページの更新日(2026-08-20)をご確認ください。
- 本テンプレートの利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。
よくある質問
ショベルローダーとホイールローダーの違いは何ですか
法令上の区分が違います。ショベルローダー等は車両系荷役運搬機械(安衛則151条の31以下)、ホイールローダー(トラクター・シヨベル)は車両系建設機械(167条以下)です。年次が特定自主検査に当たるかどうか、資格の種類、周期の文言がそれぞれ違います。
年次検査を社内でやってもよいですか
できます。151条の31の検査は特定自主検査ではないため、資格要件がありません。ただし記録は151条の33の6項目を3年間保存する必要があります。
ヘッドガードの検査は何を見ればよいですか
条文は「ヘツドガードの異常の有無」とだけ定めています。実務では本体の亀裂・変形・腐食、取付ボルトの緩み、上部の開口が改造されていないか、上に物を載せていないかを見ます。この様式では3項目に分けてあります。
作業開始前点検の記録は残さないといけませんか
法令上の保存義務はありません。記録条文(151条の33)は「前二条の自主検査を行つたときは」=151条の31と151条の32を指しています。社内管理として残す場合にこの様式を使ってください。