安全衛生 定期点検始業前点検

台風・強風 前後の現場点検表(Excel・無料)

台風・強風の接近前の備えと、通過後の点検を1枚で分けて記録する様式。台風前にやることを定めた条文はなく法定義務ではありませんが、通過後の点検は足場567条2項・作業構台575条の8第2項・土止め373条・明り掘削358条などの法定点検です。混ぜずに残せる作りにしています。

Excel(エクセル)形式 / 更新日 2026-09-07

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このテンプレートは誰向けですか

  • 台風・強風の前後に現場を止めるかどうか判断する現場代理人・所長の方
  • 元請の安全衛生責任者で、通過後の再開を判断する方
  • 足場・仮設を持ち込んでいる協力会社の職長の方

どのような場面で使いますか

台風・低気圧の接近が予報されたときに【1】【2】を、通過した後の作業を開始する前に【3】【4】を使います。1回の気象イベントで1枚使ってください。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 工事名・対象の気象・区分(接近前/通過後)・実施日時・実施者・予報と実測の最大瞬間風速
  • 【接近前・任意】メッシュシートをたたむ/看板と仮囲いの固定/足場上の資材を降ろす/軽量資材の移動/仮設ハウスの固定/クレーンの耐風姿勢/重機のアタッチメントを降ろす
  • 【接近前・任意】排水経路とポンプ/土のうと止水板/掘削箇所の被覆/仮設電源の停止/休工と退避の判断基準と連絡網/近隣への連絡/立入禁止
  • 【通過後・法定】足場567条2項の9項目と記録(点検者の氏名)
  • 【通過後・法定】作業構台575条の8第2項の7項目と記録
  • 【通過後・法定】土止め支保工373条(大雨等により地山が急激に軟弱化するおそれのある事態が生じた後)
  • 【通過後・法定】明り掘削358条1号(大雨の後)
  • 【通過後・法定】型枠支保工244条・移動式クレーン等の各則・仮設電源の352条の使用前点検
  • 【通過後・社内】法面のき裂/飛散物/落下物/浸水と地盤のゆるみ/引込みと架空電路/写真と報告/再開の判断者
  • 実施者・職長・元請確認サイン

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入シート / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 23 KB / PDF 約 269 KB
更新日2026-09-07

入力方法

  1. 「前」と「後」を必ず分けて記録します。台風の前にやることを定めた条文はありません。後の点検は法定です。この2つを1枚に混ぜて書くと、法定点検をやったかどうかが分からなくなります。
  2. 【1】【2】は備えです。飛ばさない・倒さない・浸水させないの3つに絞ってあります。とくにメッシュシートは、張ったままにすると足場ごと倒れます。
  3. 【3】が法定の点検です。足場は567条2項の9項目、作業構台は575条の8第2項の7項目、土止め支保工は373条、明り掘削は358条1号。それぞれの様式で、作業を開始する前に行ってください。この用紙はやったかどうかのチェックです。
  4. 休工・退避の判断基準を先に決めておきます。「風速○m/s」「暴風警報が出たら」のように数字で決めて、【2】に書いておくと現場が迷いません。
  5. 再開の判断者の名前を残します。「なんとなく再開」をなくすための欄です。

カスタマイズ方法

  • 台風だけでなく、大雪・大雨・地震の後にも使えます。「対象の気象」の欄を書き換えてください。
  • 足場・構台が無い現場では、【3】の該当行を「対象外」にしてください。
  • 会社の判断基準(風速・警報)が決まっている場合は、【2】の判定基準の欄にその数値を書き込んでください。
  • 複数の現場を持つ会社は、シートを複製して現場ごとに分け、【4】の報告先を書き換えてください。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 台風の「前」にやることを定めた条文はありません。この様式の【1】【2】は法定義務ではなく、現場を守るための備えです。法定と混ぜて説明しないでください。
  • 「台風対策をやった」ことと「法定の点検を済ませた」ことは別です。通過後の点検は、足場・作業構台・土止め支保工・型枠支保工などのそれぞれの様式で記録が必要です。この用紙はその代わりになりません。
  • 強風・大雨・大雪等の悪天候のため危険が予想されるときは、足場・作業構台の組立て等の作業そのものを中止します(安衛則564条1項1号・575条の7第3号)。
  • この様式は法令で定められた様式ではありません。【3】の項目は安衛則567条・575条の8・373条・358条・244条・352条とクレーン則の条文から起こしたものです。
  • 法令への適合性を保証するものではありません。実際の義務や期限は、所管行政庁または専門業者にご確認ください。
  • 法改正により内容が古くなる場合があります。このページの更新日(2026-09-07)をご確認ください。
  • 本テンプレートの利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。

よくある質問

台風前の点検は法律で決まっていますか

<b>決まっていません。</b>台風の前にやることを定めた条文はなく、法定義務ではありません。一方、<b>通過後の点検は法定です</b>。悪天候の後は、足場(567条2項)・作業構台(575条の8第2項)・土止め支保工(373条)・明り掘削(358条1号)などの点検が、作業を開始する前に必要です。

この1枚で法定点検の記録になりますか

なりません。足場や作業構台の点検には、条文が定めた項目と記録の保存があります(567条3項・575条の8第3項とも「仕事が終了するまで」)。<b>それぞれの様式で記録してください。</b>この用紙は、どれをやったかを1枚で見るためのものです。

メッシュシートは外すべきですか

<b>張ったままにしないでください。</b>シートは風を受けて足場ごと倒す原因になります。たたむか取り外し、たたんだシートは飛ばないように固縛します。

どのくらいの風で作業を止めますか

条文に数値はありません。強風・大雨・大雪等の悪天候のため危険が予想されるときは作業を中止する、という書き方です(安衛則564条1項1号)。<b>会社で数値の基準を決めて周知しておく</b>と現場が迷いません。

「中震以上の地震」はどの震度ですか

震度4以上を指すのが一般的な運用です。条文には震度の数字が書かれていないため、社内で基準を決めておいてください。

浸水した仮設分電盤はそのまま使えますか

使わないでください。乾燥させて絶縁抵抗を測り、問題がないことを確認してから通電します。安衛則352条の使用前点検(漏電しゃ断装置の作動状態・接地線・移動電線の損傷)も必ず行ってください。

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