安全衛生 法定点検 法令確認あり

有機溶剤の掲示(有機則24条・区分の表示つき)(Excel・無料)

有機溶剤中毒予防規則24条の掲示をExcelで作る様式。2023年の改正(告示の廃止)後に掲示する4つの事項、疾病の種類と症状・取扱い上の注意事項・応急処置・使用すべき保護具を1枚に並べ、通達が求める注意事項と応急処置の文は刷り込み済み。有機溶剤作業主任者の氏名と職務、25条の区分の表示(第一種=赤・第二種=黄・第三種=青)も付いています。

Excel(エクセル)形式 / 更新日 2026-10-31

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このテンプレートは誰向けですか

  • 塗装・印刷・洗浄・接着などで有機溶剤を使う作業場の衛生管理者・安全衛生担当の方
  • 有機溶剤作業主任者に選任され、作業場の掲示を任された方
  • 2023年の改正で「掲示は廃止された」と聞き、今の掲示のままでよいか確かめたい方

どのような場面で使いますか

屋内作業場等で有機溶剤業務を始める前に作り、作業中の人から見える場所に貼ります。使う溶剤が変わったとき、SDS(=メーカーが出す安全データシート)が改訂されたときにも書き直します。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 表題(使う有機溶剤の名前)・事業場と作業場・作成日
  • 1. 有機溶剤により生ずるおそれのある疾病の種類及びその症状(物質ごとに記入)
  • 2. 有機溶剤等の取扱い上の注意事項(通達の4項目を刷り込み済み+SDS項目7から足す欄)
  • 3. 中毒が発生したときの応急処置(通達の4項目を刷り込み済み+連絡先)
  • 4. 使用すべき保護具(呼吸用・手・眼・皮膚及び身体)
  • 作業主任者の掲示:有機溶剤作業主任者の氏名・所属・技能講習と職務4項目(安衛則18条・有機則19条の2)
  • 掲示した場所・掲示した日と見直す日・作成者
  • 区分の表示 第一種(赤)・第二種(黄)・第三種(青)の3枚

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入シート / 作業主任者の掲示 / 区分の表示(第一種・赤) / 区分の表示(第二種・黄) / 区分の表示(第三種・青) / 記入例 / 記入例(作業主任者の掲示) / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 25 KB / PDF 約 256 KB
更新日2026-10-31

入力方法

  1. 表題の( )に、使う有機溶剤の名前を書きます。塗料のように混ざったものは、製品名と主な溶剤名を並べて書くと、どの容器の話か分かります。
  2. 1の「疾病の種類」と「その症状」は、物質ごとに書きます。通達(令和5年3月29日 基発0329第32号)は、国のGHS分類の「特定標的臓器毒性」の結果や、労働基準法施行規則の疾病の告示などから書く方法を示しています。記入例はアセトンで、厚木労働基準監督署の資料の作成例に合わせました。
  3. 2の取扱い上の注意事項と、3の応急処置は、文が刷り込んであります。通達が旧告示の4項目ずつを書くよう求めているためです。消さずに、SDSの項目7から足したいことがあれば下の欄に書きます。
  4. 4の保護具は、SDSの項目8とリスクアセスメントの結果から書きます。呼吸用保護具は、防毒用なら吸収缶の種類まで書くことが望ましいとされています。
  5. 「作業主任者の掲示」のシートに、有機溶剤作業主任者の氏名を書きます。職務の4項目(有機則19条の2)は刷り込んであるので、作業主任者の掲示を別に作らなくて済みます(安衛則18条)。
  6. 区分の表示は、使う溶剤の区分のシートを1枚選んで印刷します。色(第一種=赤・第二種=黄・第三種=青)と文字の両方で示します(有機則25条)。

カスタマイズ方法

  • 溶剤を何種類も使う作業場では、溶剤ごとに1枚ずつ作るか、1の欄に溶剤名ごとに分けて書いてください。
  • A3に拡大して印刷すると、離れた場所からでも読めます。デジタルサイネージ(=画面に映す電子の掲示)で見せる方法も、通達で認められています。
  • 24条4号の「呼吸用保護具を使用しなければならない旨」は、第三管理区分の場所や送気マスクを使う業務などの場所で必要です。該当するときは、4の呼吸用保護具の欄に「使用しなければならない」と書いてください。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 掲示の義務は廃止されていません。廃止されたのは掲示の中身と方法を決めていた告示(昭和47年労働省告示第123号)で、令和5年3月30日をもって廃止されました。掲示する4つの事項は、有機則24条1項にそのまま残っています。
  • 「有機溶剤の人体に及ぼす作用」と書いた古い掲示は、改正後の「疾病の種類及びその症状」と書き方が違います。今の掲示を使い続けることは差し支えないとされていますが、物質に合わせた疾病と症状に書き直しておくと、確認を受けたときに説明できます。
  • この様式は法令で定められた特定の様式ではありません。疾病の種類と症状は物質ごとに異なるので、SDSと国の分類結果で確かめてから書いてください。
  • 法令への適合性を保証するものではありません。実際の義務や期限は、所管行政庁または専門業者にご確認ください。
  • 法改正により内容が古くなる場合があります。このページの更新日(2026-10-31)をご確認ください。
  • 本テンプレートの利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。

よくある質問

有機溶剤の掲示は廃止されたのですか

廃止されていません。有機溶剤中毒予防規則24条1項が、疾病の種類と症状・取扱い上の注意事項・応急処置・(一定の場所では)呼吸用保護具の4つを掲示するよう定めています。廃止されたのは、掲示の内容と方法を定めていた昭和47年労働省告示第123号で、令和5年3月30日をもって廃止されました(令和5年4月21日 基発0421第1号)。

掲示の大きさに決まりはありますか

今は決まっていません。旧告示が大きさなどの方法を定めていましたが、告示の廃止で、通達は「作業に従事する全ての者が作業中に容易に視認できる方法」としています。掲示板のほか、デジタルサイネージ等の方法もあるとされています。

市販の「有機溶剤等使用の注意事項」の標識はもう使えませんか

使い続けることは差し支えないとされています(厚木労働基準監督署の資料)。ただし改正後の24条は「疾病の種類及びその症状」を掲示する事項としているので、使っている物質の疾病と症状を書いた紙を添えるか、書き直すと確実です。

区分の表示の色は何色ですか

第一種有機溶剤等が赤、第二種が黄、第三種が青です(有機則25条2項)。色分けだけでなく、文字など色分け以外の方法でもあわせて表示します(25条1項)。

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