ガス溶接装置 定期自主検査記録表(Excel・無料)
アセチレン溶接装置・ガス集合溶接装置の年1回の定期自主検査の記録様式。安衛則317条4項が求める6事項(検査年月日・検査方法・検査箇所・検査の結果・検査を実施した者の氏名・補修等の措置の内容)をそのまま欄にし、3年間保存できる形にしています。安全器の日常点検(一日一回以上)もあわせて確認できます。
Excel(エクセル)形式 / 更新日 2026-09-07
上のボタンから、メールアドレスと6つの質問にご回答ください。ダウンロードリンクをすぐにお送りします。
ご回答は、次に作るテンプレートと機能を決める材料にしています。
このテンプレートは誰向けですか
- アセチレン溶接装置・ガス集合溶接装置を使っている事業場の方
- ガス溶接作業主任者に選任された方
- 鉄骨加工ヤード・工場の設備担当の方
どのような場面で使いますか
1年以内ごとに1回の定期自主検査で使います。1年をこえて使わなかった装置は、使用を再び開始する際に使ってください(安衛則317条2項)。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 事業場・現場名・装置の種類・設置場所と管理番号・検査年月日・検査を実施した者の氏名・前回検査年月日と次回期限
- 【317条4項】記録する6事項(検査年月日/検査方法/検査箇所/検査の結果/検査を実施した者の氏名/補修等の措置の内容)と3年間保存
- 【317条1項】発生器・ガス集合装置・圧力調整器・導管・ホース・吹管・安全器の損傷/変形/腐食
- 【317条1項】安全器の機能(水封式は水位/乾式は機能)・圧力調整器の作動・接続部のガス漏れ・バルブの開閉・逆火防止
- 【312条】アセチレン溶接装置の掲示・立入禁止・発生器から5m/発生器室から3mの火気禁止・消火設備
- 【313条】ガス集合溶接装置の掲示・立入禁止・5m以内の火気禁止・操作要領と点検要領の表示・消火設備
- 【314条〜316条】ガス溶接作業主任者の選任(免許)・職務・免許証の携帯・保護眼鏡と保護手袋
- 【315条4号・316条5号】安全器を一日一回以上点検
- 検査実施者・ガス溶接作業主任者・事業場責任者の確認サイン
Excel画面のプレビュー
実際のファイルの記入例シートです。
| A | B | C | D | E | F | G | H | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ガス溶接装置 定期自主検査記録表(アセチレン・ガス集合/年1回) 【記入例】 | |||||||
| 2 | 事業場・現場名 | ○○製作所 第2工場/鉄骨加工ヤード | 装置の種類 | ガス集合溶接装置(酸素・アセチレン) | ||||
| 3 | 設置場所・管理番号 | ガス装置室 A/GS-01 | 検査年月日 | 2026/09/30 | ||||
| 4 | 検査を実施した者の氏名 | ガス溶接作業主任者 三宅 | 前回検査年月日/次回期限 | 2025/10/2 / 2026/10/1 | ||||
| 5 | ||||||||
| 6 | 判定の付け方と、そのとき何をするか(点検を始める前に読む) | |||||||
| 7 | 良 … そのまま使ってよい。 | |||||||
| 8 | 否 … その場で使うのをやめ、使用禁止・立入禁止の表示をする。すぐ責任者へ連絡し、是正の欄に書く。 | |||||||
| 9 | 対象外 … その設備が無い、その日は対象外。空欄にしない。空欄は「見ていない」と同じ。 | |||||||
| 10 | 否を付けて止める判断は、点検した人がしてよい。止めたことを責めない。迷ったら否でよい。 | |||||||
| 11 | 是正が済んでも、確認者が再確認の日と名前を書くまで使用を再開しない。 | |||||||
| 12 | No | 区分 | 点検項目 | 判定基準 | 根拠 | 判定 | 検査の結果・補修等の措置の内容(317条4項) | 再確認 (日・確認者) |
| 13 | 【1】記録に残す6つの事項(安衛則317条4項) ※この欄が埋まっていないと記録として不足します | |||||||
| 14 | 1 | 記録事項 | 検査年月日を記録したか | 317条4項1号 | 良 | |||
| 15 | 2 | 検査方法を記録したか | 目視/石けん水による漏えい検査/圧力計の確認/作動試験など、行った方法を書く | 317条4項2号 | 良 | |||
| 16 | 3 | 検査箇所を記録したか | 発生器・安全器・圧力調整器・導管・ホース・吹管など、見た場所を書く | 317条4項3号 | 良 | |||
| 17 | 4 | 検査の結果を記録したか | 各項目の判定。異常があればその内容 | 317条4項4号 | 良 | |||
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4に収まるよう印刷範囲を設定済み |
| シート | 説明 / 記入シート / 記入例 / A4印刷用 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Excel 約 24 KB / PDF 約 308 KB |
| 更新日 | 2026-09-07 |
入力方法
- 【1】が記録として必要な6事項です。検査年月日/検査方法/検査箇所/検査の結果/検査を実施した者の氏名/補修等の措置を講じたときはその内容(317条4項)。この6つが埋まっていないと、記録として不足します。
- 記録は3年間保存します(317条4項)。上の欄に次回期限を書いておくと、期限切れを防げます。
- 異常を認めたときは、補修その他必要な措置を講じた後でなければ使用できません(317条3項)。「様子を見て使う」ができない条文の書き方になっています。
- ガス漏れの確認は石けん水などの安全な方法で行います(315条2号ロ・316条2号ハ)。火を近づけて確かめないでください。
- 安全器の点検は、この年次検査とは別に「一日一回以上」必要です(315条4号・316条5号)。日常点検は別紙で残してください。
カスタマイズ方法
- アセチレン溶接装置だけを使っている事業場は、【4】のガス集合溶接装置の行を「対象外」にするか削除してください(逆も同じです)。
- 装置が複数ある事業場は、シートを複製して「管理番号」で分けてください。1枚に混ぜると、どの装置の記録か分からなくなります。
- 外部の業者に検査を委託している場合は、「検査を実施した者の氏名」に委託先の名称と担当者名を書いてください。
- 検査方法の欄に、使った器具(石けん水・圧力計・漏えい検知器)を書いておくと、次回の再現性が上がります。
利用上の注意
- ガス溶接作業主任者は「免許」が必要です。ガス溶接技能講習の修了だけでは作業主任者になれません(314条・安衛令6条2号)。
- 配管のうち地下に埋設された部分は317条の対象外です(同項かっこ書き)。埋設部の管理は別に決めてください。
- 安全器は、アセチレン溶接装置では「水位」を、ガス集合溶接装置では「機能」を確かめられる箇所に置くことになっています(315条4号・316条5号)。条文で言葉が違います。
- この様式は法令で定められた様式ではありません。項目は安衛則312条〜317条の条文から起こしたものです。
- 法令への適合性を保証するものではありません。実際の義務や期限は、所管行政庁または専門業者にご確認ください。
- 法改正により内容が古くなる場合があります。このページの更新日(2026-09-07)をご確認ください。
- 本テンプレートの利用によって生じたいかなる損害についても、当サイトは責任を負いません。
よくある質問
検査はどのくらいの頻度ですか
<b>1年以内ごとに1回</b>です(安衛則317条1項)。1年をこえる期間使用しない装置は、その使用しない期間中は不要ですが、使用を再び開始する際に検査を行います(同条2項)。
記録は何年保存しますか
<b>3年間</b>です(317条4項)。記録する事項は検査年月日・検査方法・検査箇所・検査の結果・検査を実施した者の氏名・補修等の措置の内容の6つです。
電動工具の点検表と何が違いますか
性格が別です。電動工具・アーク溶接機は使用前の点検が中心で、法定の定期自主検査はありません。アセチレン溶接装置・ガス集合溶接装置は<b>年1回の定期自主検査と3年間の記録保存が条文で決まっています</b>(317条)。
ガス溶接技能講習を修了していれば作業主任者になれますか
なれません。ガス溶接作業主任者は<b>ガス溶接作業主任者免許</b>を有する者のうちから選任します(314条)。技能講習の修了は、ガス溶接等の業務に就くための要件(安衛法61条・安衛令20条10号)です。
安全器の点検はどのくらいの頻度ですか
<b>一日一回以上</b>です。アセチレン溶接装置は「その水位を容易に確かめることができる箇所に置き、かつ、一日一回以上これを点検すること」(315条4号)、ガス集合溶接装置は「その機能を容易に確かめることができる箇所に置き、かつ、一日一回以上これを点検すること」(316条5号)。
異常が見つかったら使えますか
使えません。「異常を認めたときは、補修その他必要な措置を講じた後でなければ、これらを使用してはならない」(317条3項)と定められています。